T邸"緑化された建物"の取材
先日ある雑誌社がT邸の緑化された建物を住宅雑誌に紹介したいということで撮影に立ち会いました。
本当は緑が元気になる5月頃に撮影してほしかったのですが4月末の号に掲載したいということで仕方なく承知しました。少し残念。桜が開花する前の時期は雨が多かったり、昨年来の枯れ葉が残っていたり、あまりきれいな時期ではないのですが、これからまもなく始まる植物の大変身の前夜みたいでワクワクします。
先日ある雑誌社がT邸の緑化された建物を住宅雑誌に紹介したいということで撮影に立ち会いました。
本当は緑が元気になる5月頃に撮影してほしかったのですが4月末の号に掲載したいということで仕方なく承知しました。少し残念。桜が開花する前の時期は雨が多かったり、昨年来の枯れ葉が残っていたり、あまりきれいな時期ではないのですが、これからまもなく始まる植物の大変身の前夜みたいでワクワクします。
桜が散っていきいきした植物と出会える季節になってきました。これから昨年竣工した建物を見て廻る楽しい時期です。私の事務所の設計した建物には緑化をテーマにしたものが多いので、完成後1年以上たたないと本当の完成ではありません。植物と建物が調和してはじめて外観が出来上がります。
植栽のある建物は時間がたてばたつほど空間に深みがでてきます。
横浜のT邸は完成してから3年がたちました。
先日訪問したら植栽用フレームに花がたくさん咲いていました。
通りかかった人は少し足を留めて見入っているようでした。
私も見とれました。
→建物についてはこちらを御覧下さい
南雪谷の家の1年目の検査がありました。木製建具がいくつか締りが悪いということで、全室の建具を再点検して調整することとしました。木製の建具は1年ぐらいたつと自然のものなので少し歪んだりしますが、調整すれば今後はそうしたことがないと思います。
大きな問題がなく一安心です。
植栽を楽しめるようにワイヤをポリカボネートの塀や玄関に設置しています。
建主の方が道路に面した塀のワイヤーにアサガオを植えられていました。
こうした表情を街につくりたかったのでとても嬉しいことです。
現在、改修工事をしています。
2階居間の吹抜け部分に梁をながして、屋根裏部屋をつくっています。
将来の住まいかたの変化に対応できるように、吹抜け部分は部屋がつくれるように設計していました。当初の思惑とおり簡単に床をつくることができたようです。
下階の居間...............上階
1階は、外断熱の鉄筋コンクート造です。お施主様にお伺いしたところ床暖房を使用しなくても冬暖かく過ごせるそうです。
昼の太陽熱をコンクリート躯体に蓄熱し、夜間は外側に断熱材があるため蓄えた熱は外部には放出せずに室内側に放熱します。
道路に面した庭は、花が咲き心地よい空間です。
以前報告していた吹抜けの屋根裏部屋が完成しました。
床の一部にFRPのハニカムコアパネルをはめ込みました。下階の部屋の環境は今までの通り良好に確保されています。
床のフローリング、FRPのハニカムコアパネル、床に面白い表情を与えます。
正月は北海道の実家ですごしました。数年前建てた温室のある家です。
今年の冬は暖冬とはいえ外は雪景色です。でも大きな温室を居間に
繋げてつくったので家の中は春のようでした。
ひさしぶりに読書をしてゆっくり過ごしました。
南方熊楠についての本を数冊読みました。彼は戦前に日本でエコロジ-
ということの大切さをといた偉大な方であることを感じ入りました。(弓良)
奥沢につくられた住宅+賃貸住宅(3戸)(奥沢ハウス)の1年検査を行いました。1年たって植栽も大きくなり、竣工時より建物に風格が出てきたようです。30cmの厚さのコンクリートの壁と床で構成される建物なので隣の住戸よりの音が全くしないという建主様からの話がありほっとしています。庭に並んだ狸の焼き物が廻りの緑とユーモラスに調和していました。空調機の具合の悪いのが1台あったのとアルミ建具の締りが良くないものがありました。至急施工会社の方が調整するということで特に問題はありませんでした。
完成してから3ヶ月たって庭の緑が育ちました。庭と建物が一体になることをテーマにしていたので緑が育っていくのが楽しみです。池に反射した日の光が建物の庇や室内の天井に水の波紋をつくってくれます。建物も少しよごれて風情が出てきました。
11月17日(土曜日)放送予定のTBS TVの「王様のブランチ」内の「ROOM RESEARCH」のコーナーに「apartment house kyo-do」が紹介される予定です。放送時間は12時10分から45分頃の間の予定です。「ROOM RESEARCH」は、ご存じの方も多いと思いますが、いろいろな集合住宅を紹介し、メインキャストの谷原章介さん、優香さん、はしのえみさんが家賃を当てる人気コーナーです。
ぜひ御覧下さい。
メゾンサンスプリングの1階の店舗が古着屋さんに決まりました。
その古着屋さんが落書き防止もかねてシャッターに絵を描きました。
なかなか迫力があります。
「古材を使ったマンションリフォーム」がホームプランニング 2008年1・2月号に掲載されました。詳しくはこちらのページ より御覧下さい。CONTENTSのホームギャラリーの「中古マンションを古材でリフォーム 」をクリックすると記事のPDFファイルがダウンロードされ閲覧できます。どうぞ御覧下さい。
アンティーク家具が空間とよくマッチして落ち着いた空間となっています。
エスポワール青葉台に補修の必要な箇所ができたため、施工工務店よりその部分の補修方法の相談を受けました。前もって送られてきた写真で補修方法の当たりを付けて土曜日に工務店の方と見てきました。構造上別棟の3つの建物を渡り廊下で接続している建物ですが、補修部分はそのエクスパンション部分(接合部分)です。こちらの考えの通り簡単な補修で済みそうです。
その他の部分も見て回りましたが、メンテナンスがきちっとされとてもきれいで良い印象でした。メンテナンスフリーとなる様に庇等でティールを工夫しましたが設計の考え通り機能しているようで壁面等の汚れも目立ってありませんでした。
土曜日は春一番の強風で空が青くなったり黄色くなったり(黄砂?)でとても不思議な気分でした。特に帰りの田園都市線の「藤が丘」「市が尾」の当たりから青葉台を見返した風景はSF映画の様でした。
メゾンサンスプリングの既存部分の隣地境界側にフェンスを新たに設置しました。
下の写真のようなコンクリートブロックの塀が隣地側に設置されていたのですが、コンクリートブロックが傷んできたため、新たに敷地内にフェンスを設けました。フェンスは溶融亜鉛メッキしたスチールフレームにポリカボネートの波板を張っています。留め付けるビスもポリカボネート製です。フェンスを設置したことにより印象が明るくなりました。
(コンクリートブロックのグレー色からポリカボネートの半透明色へ)
現場の近くの和菓子屋さん。栗の看板がとてもカワイイ。
既存の建物の地上から3階の屋上までの壁に緑化ワイヤーを取り付けました。建物をいためないような金物を製作してワイヤーを張りました。設置後すぐに依頼主の方と一緒に植物を移植しました。
ハゴロモジャスミン、ツキヌキニンドウ、クレマチス、モッコウバラ、ムベそして朝顔も植えました。
秋までには3階まで到達するものもあるはずです。楽しみにしています。
竣工したのが昨年の7月。植栽の時期としてはあまり良くありませんでした。
お施主様は半年待って植栽をしました。植栽のスペースは道路側と庭です。庭には芝もはる予定だそうです。今年の夏の1年検査の際,植栽がどのように育っているかとても楽しみです。
ホームページのワークスのページに竣工写真をアップしました。こちらも御覧下さい。
上のメニューバーの「WORK List」の「住宅」のタブをクリックしていただければ御覧になれます。またメニューバーが表示されていない場合はここをクリックして下さい。「WORK List」へ入れます。
□建物概要
構造規模:木造 在来工法/地上3階建
用 途:住宅
通り土間(玄関)を通してプライべート空間(茶の間=庭)とパブリック空間(道路)が連続的に繋がっていき、プライバシーを確保しながらも開放的な住宅となる様に計画しています。
今頃藤が咲いているだろうと思い、ラ・ヴェール東陽町の立体駐車場の藤棚を見てきました。
駐車場の最上階の中央に植栽マスを設け,フレームを渡し、そのフレーム間にワイヤを張り藤棚としています。植栽マスの土は、十分な保水性を保つため深さ1m程あります。
きれいに咲いていましたが、もう1週間くらい前に見に行けばもっと鮮やかに咲いていたようです。来年もこの時期に見に行きたいと思います。(今日は天気が曇りで残念でしたが今度は晴天時に行こうと思います。)
オープンハウスに来て頂いた皆様ありがとうございました。
午前中雨でしたがオープンハウスの始まる頃には止み、ほっとしました。
1階のプライベート空間と2階のパブリック空間のメリハリ(明るさや開放性,素材感)が効いた住み心地の良い住宅です。残念ながらオープンハウス時は曇り空でしたが、晴れた日には青空が近くに感じられる屋上テラスがあります。白いシーツや洗濯物を気持ち良く干せます。(白いシーツを気持ち良く青空のもとで干したいのが御施主様の希望の一つでした。)
先週末に役所の完了検査も終え、今週引渡しです。
竣工写真は別途「WORK List」のページにアップします。
写真はY-HOUSEの池の睡蓮です。今、きれいに咲いています。
西側壁面に西日除けも兼ねてワイヤによる壁面緑化をしています。竣工して1年以上たちましたが、植栽は屋上まで達しました。植栽用にアルミのスパンドレル壁を挟んで右側に8本、左側に6本のワイヤを張りました。それぞれのワイヤを競争するように植物は上っていきます。想像していたよりも早く成長していました。西側壁面のアクセントになっています。
昨年竣工したI邸に1年後の様子を見に行く機会がありました。庭の植物が育って、設計時に考えていた"庭と建物とが一つになる"という考え方が良かったと確認できました。建物と植物とがきれいな関係になる建物は深みがあります。
左のネットに絡んでいるのはゴーヤだそうです。
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