小笠原母島 船客待合所設計のための調査
設計の調査のため小笠原に行って来ました。
片道25時間+2時間の長い船旅。小笠原はまさに南国の楽園でした。小笠原の自然はすばらしく、特別天然記念物のメグロが手の届きそうな目の前の枝に止まっていたりしていました。
調査とはいえ、普段と違ってのびのびと仕事ができました。
都内には自然環境は少ないけれど、いまある自然を大事に建物を設計をしていきたいと思いました。
設計の調査のため小笠原に行って来ました。
片道25時間+2時間の長い船旅。小笠原はまさに南国の楽園でした。小笠原の自然はすばらしく、特別天然記念物のメグロが手の届きそうな目の前の枝に止まっていたりしていました。
調査とはいえ、普段と違ってのびのびと仕事ができました。
都内には自然環境は少ないけれど、いまある自然を大事に建物を設計をしていきたいと思いました。
世田谷ほうで住宅建設の依頼があり、敷地調査をしてきました。
庭は草木で密集していて、そのあちらこちらに施主のお父様が集めた収集物が 並んでいました。草木とその収集物が膨大な数でとても楽しい時間を過ごしました。これをどう生かせるか考えるのが楽しみです。
凄い数の草木でした。...草木の中に置かれた収集物
先月ある地方の駅舎の公開コンペに参加しました。雪国の木立をイメージする駅舎を提案しました。500件くらいの応募があったようです。自信をもって提出しましたが選にもれてしまいました。残念!
めげずにまたコンペがあれば提案していこうと思っています。(弓良)
列車の中から駅舎/街を見る
今日は雪がふり続いています。
T邸の木造建て方をしている最中ですが工事続行がむずかしいようです。
明日は建主様に棟上げ完了の報告をしなければならないので気をもんでいます。
設計が完了したあるオーナー住宅+集合住宅の見積調整中です。当事務所では設計図にもとづいて施工会社3社で競争見積をしてもらうのですが、結果には大きな開きがあります。その中で信頼できて一番安い見積書を出した施工会社(A社)とさらに詰めの調整をします。この課程で施工会社の予定 施工費を3割くらい減額して契約金額にこぎつけます。いまその作業中です。やっと峠がみえてきました。これなら施主の方に見せても安心してもらえそうです。
いま候補にしている施工会社で思うことがあります。最近はどの部分が大工さんの仕事でどの部分が家具であるか、またどの部分が建具でどこが壁で大工さんがつくれるか、とても分けづらい形が多くなっています。色々な新素材の登場で従来のような職種では対応が複雑になり、なんでもできるマルチ職人をもっている施工会社がこちらの要求する仕事を安く確実にこなしてくれそうです。
今回の施工会社3社とも実績のある良い会社なのですがA社以外の他の2社はこうしたニーズに対応できないようです。同じ内容なのに、施工費にして1,000万円ぐらい違いが出てきました。マルチな仕事に対応できるA社が一番安く効率的な施工をしてもらえそうです。
施工会社も時代のニーズに対応できないとダメですね。(弓良)
今設計中の住宅で少し冒険的なコンクリート仕上を試みています。
コストを押さえる目的もありますが普通の使い古した型枠材をあえて再利用してそのまま仕上にしてみようとしています。面白い仕上になるのではないかと楽しみです。
下の写真はイメージ写真です。フランスのある場所の下水道のコンクリートの壁です。
鉄筋コンクリート3階建て外断熱工法の集合住宅です。
広い屋上テラスをもつオーナー住宅と広めのワンルーム、2LDKの賃貸住宅で構成されるように計画しています。
工事開始!
屋上緑化や壁面緑化が追加されました。
8月24日に試験杭を無事打ち終えました。
いつも設計協力して頂いているMS建築構造研究所の齋藤さんも当日立会って頂きました。
8月29日にPHC杭を50本打ち終えました。
江東区にあるT団地のメインアプローチの広場をつくりなおして、団地全体(築30年)をイメージアップする計画をすすめています。
各住棟のエントランスホールや通り抜けピロティ、落下防止庇等の改修も行う予定です。
鉄骨造の3階建てニ世帯住宅です。
3階
2階
1階
現在ある集合住宅に増築する計画です。
道路に面するためファサードにFRP製のスクリーンの衝立を設置することになりました。
プライバシーの確保と十分な採光に役立つはずです。
貸室は、ワンルーム2タイプ、メゾネット2タイプです。
先週の水曜日に基礎梁のコンクリートを無事に打ち終えました。
上部構造の鉄骨は、現在製作中です。今週、工場で製品検査を行い、来週末にはいよいよ鉄骨の建て方です。
昨日、耐圧盤のコンクリートを無事打ち終えました。
設備屋さんがスリーブを取付けています。今週、型枠の建て込みを行い来週、地中梁のコンクリートを打設します。
今日は、現場事務所で、現場監督をはじめ設備屋さんとの打合せ。
もうすぐ基本設計を終えます。
道路=公的空間 ー 玄関=通り土間 ー 庭=私的空間
連続するスペースに沿って開放的な生活空間を計画しています。
鉄骨の製品検査をするために千葉県の袖ヶ浦へ行ってきました。(朝、鉄骨作業所に行く時に京葉線が信号機故障のため、運行が中止しており、ちょっと慌てました。)
作業場に使用する鉄骨の全てが整然と並べられていました。こうして並べてみるとけっこうな量があります。
製品検査は、加工された鉄骨柱や梁の部材寸法や溶接、防錆の状況、仕口の仕上がり等をチェックします。きれいに仕上がっていました。
10月2日から鉄骨の建て方です。
登戸の集合住宅が着工しました。
今日は、縄張による建物位置のチェックです。お施主様にも立ち会っていただきました。増築工事なので既存建物との位置関係が重要です。
設計図通り建物を配置すれば問題ないことが確認できました。
今日から鉄骨建て方です。
電線に囲われた敷地の中に、クレーンを使って器用に鉄骨をたてていきます。
今まで何もなかった敷地の中に建物のボリュームが現れはじめました。
基本設計が終わりました。これから実施設計に入ります。
前回写真をアップした1/50の模型からさらスケールアップした1/30の検討用の模型をつくりました。
通り土間(玄関)を介してプライべート空間(庭)とパブリック空間(道路)が連続的に優しく繋がります。
庭に面して大きく開口を開け、濡れ縁のある茶の間が面しています。気持ち良い団欒スペースになりそうです。
世田谷の家が着工しています。
基礎耐圧盤のコンクリート打設まで終わりました。
1,2階がオーナー住宅、3階が賃貸住宅3戸の計画です。
1,2階の外壁は、コンクリート打放し仕上です。一般的打放し用の型枠(パネコート)を使用せず、普通型枠を使用します。美しいコンクリート打放し仕上ではなく、コンクリート本来のブルータル(荒々し)な表情も持ちながら暖かみのある外壁となることを期待しています。
クレーンを使った鉄骨建て方作業が土曜日に終わりました。先週は天気が悪く工事が少し遅れ気味でしたが、無事建物の姿が現れました。鉄骨跳ね出しのバルコニーが設計の意図通り道路に浮いてくる姿が想像できます。この後工事は、床のコンクリートを打設、屋根を葺き、外壁を張っていきます。
構造は鉄骨ブレース構造です。柱には軸力(垂直に働く荷重)のみを負担させてできるだけ細くし、水平力(風圧力や地震力)はブレース(写真のバッテンに入った部材)が負担します。木造のように柱が細くなるため、部屋に柱型がでてこないため住宅の構造に適しています。
スラブのコンクリート打設が終わり1階の壁配筋が立上がりました。
鉄骨柱の柱脚のアンカーボルトの設置と基礎配筋が終わりました。
柱脚のアンカーボルトは、施工性の良いベースパック柱脚工法としています。ベースパックを用いると基礎コンクリート打設時等にアンカーボルトの位置のづれ等がおきず、信頼性の高い施工となります。
基礎は、直接基礎ですが耐圧盤はなく、布基礎です。多摩川が運んできた石が堆積した礫層が支持地盤となります。礫層は、大変耐力が高いため鉄骨4階建ての建築本体を布基礎で支持できます。
今月末には、鉄骨製品検査を行い来月早々に鉄骨の建て方を予定しています。
板橋の住宅につづき登戸の集合住宅の鉄骨製品検査にいってきました。
今回の使用する鋼材は板橋のものよりも厚いため溶接部位のUT検査も行いました。UT検査は鉄骨の溶接部に超音波を当ててそのエコーから溶接部位に傷が有るかどうかを確認する検査です。もし傷が基準値以上あれば不合格部は補修しなければならなくなります。今回の鉄骨工場は、視認しても溶接がきれいなされていてUT検査も問題なく合格でした。
明日から3日かけて鉄骨の建て方を行います。現場の接道部は、電線が多く建て方に苦労しそうです。
登戸の集合住宅の鉄骨建て方が今日終えました。
構造は板橋の住宅と同じ鉄骨造ですが、ブレースのないラーメン構造です。板橋の住宅の場合、ブレースが水平力を負担していましたが、登戸の集合住宅は柱と梁の接合を剛とし(板橋はピン接合)、柱梁で水平力を負担します。よって柱や梁は板橋の住宅よりも大きなものになります。柱型や梁型が室内にでてきますが、スパンが飛ばせるため大きな空間が確保できます。店舗や集合住宅、事務所等に適した構造形式です。
今日お施主様よりうれしい報告を受けました。賃貸住宅の募集はもう始めているそうですが、順調に申し込みが有るそうです。まだ完成は数カ月先ですがこのような話をいただきほっとしています。
設計を始めました。
下階が賃貸住宅、上階がお施主様の住まいです。
国産の木材にこだわって計画してゆきます。
1階....................2階
現在、改修工事をしています。
2階居間の吹抜け部分に梁をながして、屋根裏部屋をつくっています。
将来の住まいかたの変化に対応できるように、吹抜け部分は部屋がつくれるように設計していました。当初の思惑とおり簡単に床をつくることができたようです。
下階の居間...............上階
1階は、外断熱の鉄筋コンクート造です。お施主様にお伺いしたところ床暖房を使用しなくても冬暖かく過ごせるそうです。
昼の太陽熱をコンクリート躯体に蓄熱し、夜間は外側に断熱材があるため蓄えた熱は外部には放出せずに室内側に放熱します。
道路に面した庭は、花が咲き心地よい空間です。
屋根を葺きおえ、外壁工事を行っています。外壁はガルバリウム塗装鋼板の波板です。ステンレスのビスで留めています。安価な材料ですがきれいな仕上がりです。
室内の工事は床のフローリングを貼っています。
1階、2階、3階で樹種をかえてみました。
左から1階がホワイトアッシュ、2階がミャンマーチーク、3階がメープルです。
3階のメープルはムク材、1,2階は3層フローリングです。
メインアプローチに団地の顔となるメインゲートとサインオブジェを設計しています。メインゲートは、鉄骨とワイヤでアーチをつくり、将来は植栽に覆われるように考えています。サインオブジェは、既存のガス制圧施設(団地のメインの入り口にあります)を隠すとともに団地の案内板として機能します。夜間は照明により光の筒となります。
先週、屋階のコンクリート打設が無事終わり2階までコンクリート型枠が外されました。建物の骨格が間もなく完成します。上の写真は2階2LDKの躯体、左下の写真は3階1LDKで屋根は、鉄骨造になり来週、鉄骨の建方です。右下の写真は現場事務所にてサッシの打合せ風景です。
イメージ写真を掲載しました。
各住戸共コンクリート打放しで天井が250mm壁が280〜300mmの厚みがあり
かなりの防音効果が有ると思います。開口部は、天井までのハイサッシを採用
1LDKのみ鉄骨屋根になっていて天井高さが一番高い所で3.6m位あり開放的な
空間になると思います。
各タイプ別の主な器機ラインナップです。
16戸中の3戸のみIHでオール電化になっています。
タイルが決まりました。
賃貸浴室は、白い25角モザイクタイルを貼り
オーナールーム浴室床には、伊豆石を貼ります。伊豆石は
水に塗れると綺麗な若草色になります。壁は、白をベースにガラスタイルを
アトランダムに貼ります。
クレーンを使った鉄骨建方を今日行いました。雨の中の作業でしたが無事終わりました。
3階1LDKの骨格が現れました。この後工事は、屋根を葺き外壁を張っていきます。
以前報告していた吹抜けの屋根裏部屋が完成しました。
床の一部にFRPのハニカムコアパネルをはめ込みました。下階の部屋の環境は今までの通り良好に確保されています。
床のフローリング、FRPのハニカムコアパネル、床に面白い表情を与えます。
T団地のメインゲートの設計図面が完成しました。
大きな緑と光のゲートを団地のシンボルとしてつくります。
植える予定のつる植物です。(花の咲くもの/落葉/常緑)
完成設計図です。ヨットにつかうワイヤー、金物を使います。
室内のつくりをコンクリート打放し/白いタイル/ガラスなどで仕上げた広めの単身者用
1DKの賃貸住宅です。にぎわいのある下北沢ですが、比較的静かな住宅地にあります。
室内イメージのパースです。南は天井までの高さ2.8mのサッシです。
建物は3月末の完成に向けて建設しています。当事務所が今まで手がけてきた建物から
完成後をイメージする写真をのせました。
やっとコンクリート躯体が出来上がり、仕上工事に入りました。スイッチやマルチメディアを多くつけたのでの電気配線が大変そうです。電気工事担当している木村電気の木村君ががんばってくれて助かります。内部は極力シンプルにしてコストを押さえましたが、完成後簡単にいろいろなものを取り付けられる仕掛けを沢山してあります。完成後楽しみながら住み手自身が追加していくつもりです。外壁は、実験的にコンクリート打放しの型枠を再利用の普通型枠にしてみました。まだ足場があるので外観の写真はとれませんが始めから古いようで悪くなさそうです。コンクリート構造で堅い感じがし過ぎるので内部は木材を多く使います。この建物には住空間以外にアトリエや展示室そして3階に賃貸住居があります。少し考え過ぎたか芝居小屋の仕掛けのようになってきました。どうなっているかは後日また報告いたします。(弓良)
世田谷の経堂の賃貸マンションもいよいよ植栽を準備する段階になりました。お施主様より通路部分に十両、百両、千両、万両を植えたいという連絡がありました。こうした呼び名の植物の知識がないのでネットで調べましたらありました。どれも赤い実をつける植物で確かに万両が一番多く実をつけるようです。ついでに一両もあるだろうと思い検索しましたらこれもありました。赤い実を一つつけるようです。おもしろいものです。沢山植えたいと思っています。(弓良)
板橋の二世帯住宅が完成します。
つきましては、下記の日時に内覧会を開催する予定です。
メールにてご連絡をいただければ追って詳細を返信致します。
メールは、「Mail to」の相談コーナーより、または「info@yumira.com」より「板橋の住宅見学希望」と記してお送り下さい。
日時:2007年 2月 18日(日曜日)13:00〜16:00
場所:東京都板橋区幸町
交通:東武東上線大山駅より徒歩7分
□建物概要
構造規模:鉄骨造/地上3階建
敷地面積:112.02m2
建築面積:67.15m2
延床面積:180.19m2
設 計:ユミラ建築設計室
構 造:MS建築構造研究所 斉藤 誠
施 工:アイガー産業
半分離型の二世帯住宅です。2階の洗面/便所を共有していますが他の生活空間は完全に分離しています。
建物のボリュームをできるだけ確保するために南側に寄せて配置しました。
南側に建物を寄せたために下階は暗くなりがちですが、北側からのやわらかな自然光を室内にできるだけとりいれるように工夫しています。
上階の居間は、3.7mの天井高を確保した気持ちの良い空間です。
スカイハウスー2と称していた「apartment house kyo-do」の入居者の募集が始まりました。外断熱で内部はコンクリート打放し仕上、シンプルな間取りの賃貸マンションです。1Room住戸が11戸、1LDKが1戸、2LDKが3戸です。
募集についての問合せは、KENT ESTATE ケントエステートまたは三共商事までお願いします。
各住戸の玄関扉の色彩を赤・青・黄の3色で塗り分けることにしました。この3色の組合せはエントランスの床などにも応用して建物全体が楽しく華やかになるよう計画しています。ワイヤーの植栽などの花の色の組合せも赤・青・黄の3色で出来たら良いと考えています。無理かな............
北区の住宅が着工しました。
大安日に地鎮祭を行いました。木造3階建て、前面の道路とプライベートな庭を結ぶ玄関土間のある住宅です。敷地周辺の特性を生かすために玄関土間を設けましたが、更地の敷地を見て、完成した建物を想像するとうまく玄関土間がフィットして明るい住宅ができそうです。
先日床付の確認をしました。この辺りは、遺跡の出る地域で地山(関東ローム層)が出る手前を根切り底としました。地山の層に竪穴式住居の後や貝塚等が出る可能性が高いそうです。遺跡調査のため工事が止まらずホットしました。
たくさんの方にきていただきました。ありがとうございました。当日は東京マラソンが行われた日。昼過ぎまで雨が降っていましたが、午後は、陽がさし青空がのぞくなんだか不思議な天気の日でした。
現在、写真をまとめています。まとまり次第ホームページにアップします。
3階の居間食事室です。寝室の上に小屋裏収納を設け、その分天井高を高く確保しています。居間食事室を挟んで配置した寝室や、水回りは、天井高を押えて空間にメリハリを付けています。居間食事室と寝室は大きな引戸(濃紺の戸です)で仕切っているため開け放てば大きな空間が確保できます。
1階の居間食事室は南側の隣地側に寄せているため、廊下を透して北側からの採光、台所を透して東側からの採光をできるだけ確保できるようにしつらえを工夫しました。北側の壁は、中空構造のポリカボネート板です。家具は座面の低い「LDチェアー(森のことば)」を選んでいます。高齢の住まい手にとってとても使い勝手が良いようです。
もうすぐ完成です。
見学希望の方は、メールにて連絡ください。メールをいただいた方に追って詳細を返信致します。
メールは、「Mail to」の相談コーナーより、または「info@yumira.com」より「登戸の集合住宅見学希望」と記してお送り下さい。
□建物概要
構造規模:鉄骨造/地上4階建
増築部建築面積:73.20m2
増築部延床面積:244.12m2
用 途:1階 店舗
....2〜4階 賃貸住宅 ワンルームタイプ2戸+メゾネットタイプ2戸
設 計:ユミラ建築設計室
構 造:MS建築構造研究所 斉藤 誠
施 工:川崎建設株式会社
既存の鉄骨3階建ての集合住宅に4階建ての集合住宅、店舗を増築しました。増築したのは1階に店舗、2階にワンルームタイプ2戸、3、4階にメゾネットタイプ2戸の賃貸住宅です。道路側の住宅のプライバシーと開放性を確保するための「FRP製のルーバーの衝立」が建物のファサードの大きな特徴となっています。
住戸は、それぞれ水回りの位置を工夫し、十分なボリュームの生活空間を確保しています。明るく風通しの良い気持ちの良い住戸となっています。
昨日、建主に無事引渡しを終えました。
天気は晴天、引渡し前に建物を見上げると、FRP製の目隠しルーバーに朝日があたり、キラキラと輝きとてもきれいでした。
晴れやかな気分になりす。
現在、写真をまとめています。まとまり次第ホームページにアップします。
足場も外れ4月始めの完成に向けて最後の追い込みに入っています。貼付した写真は北側の外観です。南側(正面)は、プレハブの仮設倉庫が建っているため現在は写真に撮れません。Yハウス完成後倉庫を撤去します。撤去後正面側の写真をアップします。
3階の外廊下や2階のバルコニーにはプライバシー確保のために半透明の樹脂製、木製のルーバーを設置しています。より跳ね出した3階は軽やかに半透明の板で、少し奥まった2階は重厚に木製でと部位によって使い分けました。
外部階段を支えるフレームには緑化のためのワイヤを張っています。数年後には緑で覆われ、優しい外観になると思います。
現場は下北沢で当事務所の近くにあります。作業現場を見学希望の方は、メールにて連絡ください。随時案内します。建物完成後に別途完成披露する予定です。
メールは、「Mail to」の相談コーナーより、または「info@yumira.com」より「Yハウス作業現場見学希望」と記し、ご都合の良い日時を複数記入してお送り下さい。
□建物概要
構造規模:鉄筋コンクリート造一部鉄骨造/地上3階建
建築面積:113m2
延床面積:307m2
用 途:1、2階 住宅
....3階 賃貸住宅 1DKタイプ3戸
設 計:ユミラ建築設計室
構 造:MS建築構造研究所
完成間近です。
3月14日のエントリーに記した「作業現場の見学」とは別に完成後の内覧会を行うことになりました。
日時:2007年 4月 8日(日曜日)予定
場所:東京都世田谷区北沢
交通:小田急小田原線下北沢駅より徒歩8分
メールにてご連絡をいただければ追って詳細を返信致します。
メールは、「Mail to」の相談コーナーより、または「info@yumira.com」より「Yハウスハウス内覧会参加希望」と記してお送り下さい。
先週末アルミの切り文字のサインが付きました。厚いアルミ板を切り出したもので存在感があります。賃貸住戸の入居も始まりました。
棟が上がりました。前面道路が狭いため苦労したようです。3階建てですが道路より少しひきをとって建てたため、まわりの街並のボリュームにうまくなじみそうです。
構造上主要な柱は12cm角、管柱は10.5cm角で、一部アクセントとなる柱は燃え代(準耐火構造のため露出する木部は、燃え代3.5cmを考慮した太さが必要となります)も考慮して18cm角としています。樹種は、和歌山産の杉を使用しています。
土台は先週の土曜日(17日)に敷き終えました。白蟻に強いヒバを使用しています。
この現場行く場合、わたしはいつも小学校の脇の坂を上っていくのですが、坂の中程に椎(シイ)の木の大木が生えています。坂の下から木を見上げるようにのぼっていく感じが好きで、晴れた日はとても気持ちの良くすがすがしい気分になります。椎の木は正式にはスダジイというようです。この木は北区の保存樹に指定されています。
経堂の集合住宅「apartment house kyo-do」は最後の追い込み工事中です。
赤/青/黄の3色をカラフルに使用しています。これから外部の金物をつぎつぎに
取り付け、最後に植栽工事をします。
日時:2007年 4月15日(日曜日)(日曜日)13:00〜16:00
場所:東京都世田谷区北沢
交通:小田急小田原線下北沢駅より徒歩8分
メールにてご連絡をいただければ追って詳細を返信致します。
メールは、「Mail to」の相談コーナーより、または「info@yumira.com」より「Yハウスハウス内覧会参加希望」と記してお送り下さい。
新しいピカピカの家はつくりたくない。時がたって味が出る家にしたい。黄色の木から発想する家をつくりたい。こうしたことを条件にして家づくりをしたいという方の設計を始めました。どれも私が目ざしている家の形ですが、なかなかこうした方が現れず、日々の設計に追われて、つい横においていた建築です。施主の方から改めて家の姿を教えられたようです。打合せの初期の模型から今の模型まで並べました。どんな家になっていくか楽しみです。(弓良)
エントランスゲートのH鋼の上端に切り文字でサインをつけました。12mmのムクの鉄板をカットし溶融亜鉛メッキしたものです。青空に生えます。
北側3階の1LDK住戸は、高度斜線なりに屋根をかけており、室内の北側の壁も屋根なり斜めにあがっていきます。奥にみえる洗面所は入れ子状になっており室内に透明アクリル板の屋根がかかっています。
外部廻りが完成しました。中央の共用階段は上部にトップライトの庇がついています。晴れた日は光が奥まで差し込みきれいな陰影をつけてくれます。
外部の建具を取付け後、ガルバリウム鋼板竪リブの外壁をほぼ張り終え、現在は内装工事をしています。
フローリング(ビーチ材の3層フローリング)も張り終え、階段の施工も終えました。踏面、蹴込板とも35mm厚のイースタンホワイト(ゴムの木)の集成材を使用しています。厚い集成材の小口を強調して見せるように設計しています。なかなか迫力があります。写真の手前に見える階段室の18cm角の柱は、和歌山県田辺市龍神(龍神温泉の龍神です)の100年ものの杉材です。とてもりっぱです。(4本使用しています)
6月23日の土曜日にHAMのアンテナを設置しました。設置工事の中心は、お施主様です。
片流れの屋根に大工さんが製作したアンテナ設置台を置き、その上に架台を建てます。架台はワイヤで壁面か支持をとりました。梅雨の最中ですが、天気はまさにピーカン! 順調に作業を進めることができました。
早稲田大学大隈講堂近くの鶴巻町と山吹町に建つ2つの小マンションの設計を同時に開始しました。竣工も同じ日を予定しています。早稲田大学の学生マンション用に計画しています。
HAMのアンテナも無事設置したため足場が外れました。
ガルバリウム鋼板の竪リブの外壁がきれいです。道路側には、内部の階段にそってアトランダムに開口を設けています。
足場が外れたため外構の工事も始まりました。茶の間と庭の間に濡れ縁を設けています。8月にはご家族でここで花火を楽しんでもらうとうれしいです。
完成してから3ヶ月たって庭の緑が育ちました。庭と建物が一体になることをテーマにしていたので緑が育っていくのが楽しみです。池に反射した日の光が建物の庇や室内の天井に水の波紋をつくってくれます。建物も少しよごれて風情が出てきました。
T団地改修のうちエントランスホールの一部(8ヶ所のうち4ヶ所)が完成しました。
通路やメールコーナー、自転車置き場を「アルミ製の角パイプで竪格子」でゾーニング分けをしています。
今後残りのエントランスホール、ピロティ等の共用部、落下防護庇、メインゲート等順次工事を進めていく予定です。
「北区の住宅」が完成しました。
□建物概要
構造規模:木造/地上3階建
設 計:ユミラ建築設計室
施 工:豊栄建設
プライべート空間(茶の間=庭)ー通り土間(玄関)ーパブリック空間(道路)の連続的な生活空間の繋がテーマでした。玄関上の2階は浴室です。ベランダを通して庭に開いています。
茶の間には大きな開口を設け、濡れ縁を介して庭につながります。
茶の間の奥の杉板の壁で囲まれた部屋は台所です。対面式のカウンターキッチンになっています。玄関廊下とは、大きな引き戸で仕切ります。3本の18cm角の柱がとても立派です。
階段踊り場には、大きな本棚を設置しました。
house ImoimO(板橋の二世帯住宅)
MAISON SUNSPRING(登戸の集合住宅)
Y-HOUSE(下北沢の家/集合住宅)
apartment house kyo-do(オーナー住宅+集合住宅)
ホームページのワークスのページにアップしました。忙しくてなかなか作成していませんでした。どうぞ御覧下さい。
左のメニューバーの「WORK List」の「集合住宅」のタブをクリックしていただければ御覧になれます。またメニューバーが表示されていない場合はここをクリックして下さい。「WORK List」へ入れます。
house ImoimO(板橋の二世帯住宅)
□建物概要
構造規模:鉄骨造(鉄骨ブレース構造)/地上3階建
用 途:住宅
半分離型の二世帯住宅です。2階の洗面/便所を共有していますが他の生活空間は完全に分離しています。
建物のボリュームをできるだけ確保するために南側に寄せて配置しました。南側に建物を寄せたために下階は暗くなりがちですが、北側からできるだけ採光できるように工夫しています。
MAISON SUNSPRING(登戸の集合住宅)
□建物概要
構造規模:鉄骨造/地上4階建
用 途:1階 店舗
....2〜4階 賃貸住宅 ワンルームタイプ2戸+メゾネットタイプ2戸
既存の鉄骨3階建ての集合住宅の増築です。
1階を店舗、2〜4階に賃貸住宅を計画しました。2階はワンルームタイプが2戸、3,4階はメゾネットタイプの住戸が2戸です。メゾネット上階の4階には各々大きな屋上テラスを持っています。
道路に面するファサードには、周囲からの視線を遮るためにFRP製のルーバーによるスクリーンの衝立を設けました。緑がかッた透明なスクリーンをストライプ状に配置し、町並みにアクセントを与えています。
Y-HOUSE(下北沢の家/集合住宅)
□建物概要
構造規模:鉄筋コンクリート造(薄肉ラーメン構造)一部鉄骨造/地上3階建
用 途:1、2階 住宅
....3階 賃貸住宅 1DKタイプ3戸
1,2階は、大きな吹抜けのギャラリー空間を持つオーナー住宅です。薄肉ラーメン構造の利点を生かし、南北に大きな開口を設けた開放的な住まいです。
3階は水回りをはさんで2つの室空間を持つ賃貸住宅を3戸計画しました。天井は、天空率や日影規制等都市景観をつくる法規制を即物的にデザインした屋根形体がそのまま室内にあらわれています。
外壁のコンクリート仕上は打放し型枠を使用せず普通型枠を使って打設しました。荒々しい表情が周囲の緑とマッチしています。
apartment house kyo-do(オーナー住宅+集合住宅)
□建物概要
構造規模:鉄筋コンクリート造(薄肉ラーメン構造)一部鉄骨造/地上3階建
用 途:3階 住宅
....1〜3階 賃貸住宅 ワンルームタイプ11戸
.........+1LDKタイプ1戸+2LDKタイプ3戸
オーナー住宅と15戸の賃貸住宅からなる集合住宅です。賃貸住宅は、建具や水回り等のしつらえやレイアウトを工夫して開放的で快適な住空間となっています。
3階のオーナー住宅は緑化した屋上テラスと住空間を開放的に連続させました。高密度の都市のなかのスローライフな空間です。
M邸の模型と設計過程のページをアップしました。
左のメニューバーの「WORK List」の「住宅」のタブをクリックしていただければM邸のページへ入れます。またメニューバーが表示されていない場合はここをクリックして下さい。「WORK List」へ入れます。
直接M邸のページを御覧になる場合は、こちらをクリックして下さい。
M邸は、 50代男性のひとり暮らしの家です。
設計開始当初のM氏(施主)の要望は、
■黄色の花の咲く木から発想する家を考えたい。
■新しいピカピカの家は創りたくない。
■時がたって味の出る家にしたい。
でした。
M氏と家についての考えをいろいろ語りあい、試行錯誤しながら設計を進めました。最終的にどのようなかたちで竣工を迎えるか楽しみです。これからも進捗具合をこのブログにアップしていきます。
早稲田大学大隈講堂近くに計画していたミニマンション(学生向け)はやっと確認許可がおりてまもなく着工できそうです。7月に確認申請書の提出をしましたが、6月の基準法改正のあおりを受けて通常では1カ月で許可がおりていたのに3カ月以上かかりました。国は困った悪法をつくったものです。意味のない作業ばかりが増えてしまいました。
永福町に計画していたM邸は工事会社も決まりもうすぐ着工します。心配していた確認申請は長くかかりそうだと覚悟していましたが、杉並区役所に提出した事がよかったようで、民間の確認期間に出すよりずっと早く審査してくれています。後1週間で確認許可がおりそうです(3週間程の期間です)。
他の仕事で民間検査機間に出しているマンションは4-5カ月ほどかかっているのにくらべるとラッキーです。模型は着工を前に正確な形で作り直しました。
11月17日(土曜日)放送予定のTBS TVの「王様のブランチ」内の「ROOM RESEARCH」のコーナーに「apartment house kyo-do」が紹介される予定です。放送時間は12時10分から45分頃の間の予定です。「ROOM RESEARCH」は、ご存じの方も多いと思いますが、いろいろな集合住宅を紹介し、メインキャストの谷原章介さん、優香さん、はしのえみさんが家賃を当てる人気コーナーです。
ぜひ御覧下さい。
早稲田鶴巻町の集合住宅は年内に鉄骨建て方を終えました。
建物名称は「BRILLIANT BIRDS」で、9戸のワンルームマンションです。リビングアクセスとし、水回りを玄関と反対側に設ける事により生活空間をけ広く取るように工夫しています。
鉄骨の製品検査は横浜の金沢の工場で12月25日に行いました。鉄骨精度、溶接状態とも大変良い出来でした。27,28日に鉄骨建て方をおこない年内の工事を無事に終えました。
山吹町の集合住宅は基礎部分の配筋後、耐圧盤のコンクリートまで打設を終えました。
建物名称は「YMBK」です。BRILLIANT BIRDSと同じく9戸のワンルームマンションで、リビングアクセス型の住宅が5戸、北側アクセス(北側水回り)南側大開口の住宅が3戸、ロフト付住宅が1戸です。
1月末に鉄骨の建て方を予定しています。
15日に柱継手の現場溶接、16日に溶接部分の超音波探傷試験を行いました。
この建物は5階建てでまた道路の敷地側に電線が多くあるため、鉄骨の柱は3節に分けています。そのため柱1本あたり2ヶ所継手があり合計8ヶ所を現場で溶接しました。溶接は有資格(免許取得者)が行い、溶接箇所の試験は第三者の検査機関が行います。最近は溶接技術が高いため不合格箇所はほぼ無いようです。写真はその溶接の様子です。ちょっとSFチックな写真がとれたのでアップしてみました。
T団地のメインアプローチの工事が着々と進んでいます。写真左のスチールフレームは光のサイン筒です。ガラスで覆われて団地案内板等が仕込まれます。夜間は照明で光ります。
スロープを上った右奥に緑のゲートがあります。
スロープを上って緑のゲートをくぐると団地のメイン動線に導かれます。
ゲートは鉄骨とステンレスワイヤをトラス状に組んだ構造です。
足下に照明器具が埋め込まれていて夜間はライトアップされます。
将来は、ゲートのワイヤやメッシュを植栽で覆われるように計画しています。完成時はスケルトン(構造材)のみで将来は植栽に覆われても形が良いように考えて設計しました。
昨年末のBRILLIANT BIRDSの鉄骨建て方に続いてYMBKも鉄骨に建て方をしました。
土曜日の夜に降った雪も日曜日は晴天ですぐに融けたためこの日曜日、月曜日で予定通り鉄骨の建て方が出来ました。
YMBKは共用階段を挟んで敷地の奥にB棟、手前道路側にA棟があります。まず1月31日にB棟の建て方をする為のクレーンが作業する乗入れ構台を設置しました。その後2月4,5日でB棟の建て方を行い、乗入れ構台の撤去後階段を建てました。次にクレーン作業のため前面道路を全面通行止めにしてA棟の建て方をしました。作業は10日以上かかりました。
道路には電線が走っていてその電線をかわして鉄骨をつり上げるため、クレーンの高さはは写真にあるように建物の倍以上です。
鉄骨の製品検査はBRILLIANT BIRDSと同じ横浜の金沢の工場で1月29日に行いました。複雑な納まりがあるため現寸場で現寸の絵を見ながらチェックする部位もありました。最近はCAD図でのチェックが普通でなかなか現寸検査をする事はないのですが複雑な部位は今でも現寸を書く様です。
BRILLIANT BIRDSは3月の竣工を目指して急ピッチで工事を進めています。
入居者も順調に決まっているようです。
BRILLIANT BIRDSはアエラスグループのプロデュースするコンセプトマンションの一つです。クライアントであるアエラスグループのコンセプトマンションを紹介する「ex-イクス-」のサイトにもアップされました。
プランはリビングアクセスとなっていて、玄関と反対側奥に水回りを集約させました。床、壁、天井の色は白で奥の水回りに入る扉が真っ赤です。水回りと部屋の仕切りは扉を挟んで左右ともガラスとなっています。ワンルーム形式で20m2をきる専有面積ですが面積以上に広く感じられる開放的な空間になるように計画しました。
BRILLIANT BIRDSは工事の追い込み中ですがYMBK(山吹町)も着実に工事が進行しています。床デッキのコンクリートが打ち終わり、半地階部分の躯体防水工事も終えました。半地階部分は壁面からの地下水の浸入を防ぐ為に防水をしていますがYMBKでは躯体防水を採用しています。躯体防水は本来コンクリートのもつ防水性能をより確実に確保させる工法です。地下の壁面の他に屋根等でも採用しています。
工事はこれから外壁のALC版を張っていきます。
T団地のメインアプローチ部分の工事が終わりました。先にブログにアップしたときにまだスケルトン(鉄骨骨組)だったサインオブジェも写真のように完成しました。ガラスで囲われた中には都市ガスの制御装置があります。団地全体のメインアプローチにある制御装置を隠した上で案内板の役割を持ち、団地の入り口ふさわしいオブジェとなるように考えて設計しています。
夜間には各スリットに仕掛けられた照明でライトアップされます。
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メインゲート周りも整備を終えすっきりしました。蔓植物がワイヤを伝っていって緑化されます。
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掲示板や団地案内板も完成しました。ガラスを多用して軽やかに仕上がりました。
早稲田鶴巻町のマンションが昨日31日にやっと竣工しました。マンション名はBRILLIANT BIRDSをあらため「ex.twinkle」に決定しました。昨年、確認申請許可に時間がかかりすぎ、工事期間は5カ月ぐらいでした。さっそく今日から入居者の引越しが始まります。ホットしています。学生向けの小さなマンションですが、思ったより立派に仕上がったと思っています。内外をすべて白色にしました。
山吹町のマンションが本日16日に無事竣工し、引渡しを終えました。マンション名はYMBKをあらため「ex.Gemini」です。先に竣工した早稲田鶴巻町の「ex.twinkle」とは目と鼻の先です。変形敷地を利用して、前面に地上5階建て(+LOFT)のa棟(住戸4戸+ピロティ)、スレンダーな外部階段を含む中庭を挟んで奥に地下1階地上4階建てのb棟(住戸5戸)から建物を構成しています。変形敷地(鍵型)で建物もa棟とb棟でスキップしているため工事はかなり苦労しましたが面白い空間の構成となっています。
「ex.twinkle」と同様に内外をすべて白色に仕上ました。
気ままな一人暮らしの家
M邸 =M-House 和泉の住宅= が完成します。
つきましては、下記の日時に内覧会を開催する予定です。
メールにてご連絡をいただければ案内図を返信致します。
メールは、「Mail to」の相談コーナーより、または「info@yumira.com」より「和泉の住宅見学希望」と記してお送り下さい。
日時:2008年 5月 25日(日曜日)13:00〜16:00
場所:東京都杉並区和泉
交通:京王井の頭線永福町駅より徒歩7分
□建物概要
構造規模:木造在来工法/地上2階建
敷地面積:100m2
建築面積:39m2
延床面積:78m2
設 計:ユミラ建築設計室
施 工:渡邊技建
建築コーディネート:OZONE家づくりサポート
現在竣工目指して工事中です。先日はお施主様と一緒に左官仕上のコテ押えの程度を実際に職人さんに実演してもらいながら確認をしました。仕上は木ゴテ押さえとなりました。
左官材はエコドマスという材料でホタテ貝の貝殻を混ぜ合わせた仕上材です。ホタテの貝殻をまぜることにより消臭や有害物質の吸着の効果があります。
オープンハウスに来て頂いた皆様ありがとうございました。
午前中雨でしたがオープンハウスの始まる頃には止み、ほっとしました。
1階のプライベート空間と2階のパブリック空間のメリハリ(明るさや開放性,素材感)が効いた住み心地の良い住宅です。残念ながらオープンハウス時は曇り空でしたが、晴れた日には青空が近くに感じられる屋上テラスがあります。白いシーツや洗濯物を気持ち良く干せます。(白いシーツを気持ち良く青空のもとで干したいのが御施主様の希望の一つでした。)
先週末に役所の完了検査も終え、今週引渡しです。
竣工写真は別途「WORK List」のページにアップします。
写真はY-HOUSEの池の睡蓮です。今、きれいに咲いています。
K邸のリフォームと増築の計画がいよいよ着工します。事情があり設計完了後ストップしていましたがほぼ設計通りの形で実現しそうです。写真の左下は現在のお住まいです。既存部分と一体になって、まったく新たな住宅として出来上がることを目指しています。
現在ホームページをリニューアル中です。トップページ、ワークリストのページをまずリニューアルしました。さわやかな青い空をイメージしています。いかがでしょうか。トップページの写真はランダム表示で数種類用意しています。トップページが表示されるたびに違う写真が表示されます。また、ページを更新しても違う写真が表示されます。(カウンターには関係しません)
また下の3件をWORK LISTに加えました。どうぞ御覧下さい。
M-house(和泉の住宅)
ex.twinkle(早稲田鶴巻町のマンション/集合住宅)
ex.Gemini(山吹町マンション/集合住宅)
上のメニューバーの「WORK List」のタブをクリックしていただき住宅のタブからM-houseは御覧になれます。ex.twinkleとex.Geminiは「WORK List」のタブをクリックしていただき集合住宅のタブから御覧になれます。またメニューバーが表示されていない場合はここをクリックして下さい。「WORK List」へ入れます。
M-house(和泉の住宅)
□建物概要
構造規模:木造材来工法/地上2階建
用 途:住宅
ミモザの木から発想をはじめました。
1階のプライベート空間と2階のパブリック空間のメリハリ(明るさや開放性,素材感)を強調しています。
ex.twinkle(早稲田鶴巻町のマンション/集合住宅)
□建物概要
構造規模:鉄骨造/地上5階建
用 途:賃貸住宅 ワンルームタイプ9戸
リビングアクセスの住戸が9戸のワンルームマンションです。
水回りを玄関と反対側に設ける事により廊下を無くし生活空間をけ広く取るように工夫しています。
ワンルーム形式で20m2をきる専有面積ですが面積以上に広く感じられる開放的な空間になるように計画しました。
道路側の階段をエクスパンドメタルのスクリーンで覆っています。
ex.Gemini(山吹町マンション/集合住宅)
□建物概要
構造規模:鉄骨造/地下1階地上5階建
用 途: 賃貸住宅 ワンルームタイプ9戸
敷地は鍵型の変形敷地です。道路側前面に地上5階建て(+LOFT)のa棟(住戸4戸+ピロティ)、スレンダーな外部階段を含む中庭を挟んで奥に地下1階地上4階建てのb棟(住戸5戸)を配置して変型敷地を有効に利用できるように設計しました。
斜線制限をクリアしなが最大限のボリュームを確保するためa棟とb棟は半層分スキップしています。
住戸の構成は、a棟に南側大開口の住宅が3戸、ロフト付住宅が1戸、b棟にリビングアクセス型の住宅が5戸です。
戦前に建築された住宅のリフォームです。基礎と土台を緊結する現在の構造の考え方でなく、寺院や神社にあるように石の基礎の上に建物を置いているようなイメージです。
地震に対して、筋交いや合板をいれて耐震性能をたかめました。そのうえで制振装置をいれて建物の揺れを吸収し、※層間変形角※を1/40抑えるようにしました。写真にあるような装置をX方向Y方向とも2ヶ所ずつ設置しています。
※層間変形角とは地震力等が加わったときのその階の柱の傾きの大きさです。1/30以下であれば倒壊しないといわれています。
T団地の落下防止庇の取り付けがほぼ完了しました。以前の落下防止庇は片持ちの鉄骨フレームにクリンプネットを張ったものでした。鉄骨が太くとても重たい印象でした。
新設した落下防止庇はFRP製の乳白色グレーチングを鉄骨フレームに取り付けて、ステンレスのロッドで吊っています。下から庇を見た時、鉄骨の骨組みはFRP製の格子に隠れているため軽快に見えます。
落下防止庇の他に通り抜けピロティも整備しました。このピロティを抜けて団地の奥に行くと運河まで出れます。通り抜けピロティはフロストのガラスブロックを使って構成しています。
又先に整備が終わっているエントランスホールの前に当初の計画の通りアルミの竪格子を設けました。今までわかりにくかったエントランスホールの目印になります。
落下防止庇の取り付け部分には既存の設備配管が無造作に配管されていています。実際に施工をするために場所場所で様々な工夫をしました。
制震装置を使用して戦前に建築された住宅のリフォームが完成しました。
耐震補強のために柱と筋交いを新設し、新たに設けた筋交いと制震装置とが地震に対して構造上の効果を発揮します。
また古い柱は埋木等補修をして使用し、新しい柱とともにインテリアのアクセントになるようにしました。
メインの和室の扉(面材はワーロン紙です)を開け放すと広縁、濡れ縁越しに庭が見渡せる落ち着いた開放的な空間になりました。
K邸工事は増築部分の上棟を終えました。工事はこの後屋根を葺き外壁を仕上げていきます。
平成9年竣工の木造2階建て住宅の増築+リフォームです。家族構成から既存住宅では手狭になり、増築とリフォームを計画しました。増築部分には木製デッキのアウトドアリビングと一体となった吹き抜けのある開放的な居間ができます。
増築部分が既存住宅に咬み込んだ計画のため、既存の軸組にそって新たに柱や梁を設けたり梁補強を行う等、構造補強をしています。既存部分の木軸の接合金物も耐震性能を考えて現行建築基準法にそった性能のホールダウン金物等を新たに設置しました。
練馬区のE氏の住宅リフォーム工事を着工します。現在のお宅は何度も増築を重ね、耐震上大きな問題がありました。まず耐震診断をした上で必要な補強を行い、部屋の各所を新たにつくり直します。その際、1階の和室と居間を一つの空間にし、E氏がお持ちの大量のレコードを展示できるレコードスタジオのような部屋にすることになりました。これから現在のお住まい内部の解体をおこないますが、そのとき発見する「何か」を付け加えてリフォームを進めたいと思っています。解体が楽しみです。
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