T団地の落下防止庇の取り付けがほぼ完了しました。以前の落下防止庇は片持ちの鉄骨フレームにクリンプネットを張ったものでした。鉄骨が太くとても重たい印象でした。
新設した落下防止庇はFRP製の乳白色グレーチングを鉄骨フレームに取り付けて、ステンレスのロッドで吊っています。下から庇を見た時、鉄骨の骨組みはFRP製の格子に隠れているため軽快に見えます。
落下防止庇の他に通り抜けピロティも整備しました。このピロティを抜けて団地の奥に行くと運河まで出れます。通り抜けピロティはフロストのガラスブロックを使って構成しています。
又先に整備が終わっているエントランスホールの前に当初の計画の通りアルミの竪格子を設けました。今までわかりにくかったエントランスホールの目印になります。
落下防止庇の取り付け部分には既存の設備配管が無造作に配管されていています。実際に施工をするために場所場所で様々な工夫をしました。