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出迎えの木陰 小笠原母島沖港船客待合所
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□設計概要
父島と母島とを結ぶははじま丸 |
配置図 立面図
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入港する人を迎える場所 母島の港に船が着くとこの船舶待合所に着きます。建物は災害時に母島の拠点となる役割も求められていました。 |
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外観 台風時の強風や高波に耐えられる建物としてつくりました。 |
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村の木・タコノキ |
初期スタディ模型 |
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大きい庇 タコノキの特徴的な枝、ガジュマルのつくり出すおおらかで包み込むような樹形をイメージして、厳しい陽射しを和らげ、快適な木陰をつくる。また待合所は、開放的で風通しを良くし、空間に広がりをもたせることにより快適な環境とする。 |
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プラットフォーム くじらのモニュメントをみる日除空間。母島はホウェルウォチングの名所です。デッキテラスの前にクジラのモニュメントがあります。 |
防風雨戸 強風時に閉める強度のある雨戸をつけています。 |
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待合所 乗船チケットを買ったり、島の観光案内をしたり、住民の集まりの場になったりする待合所です。 |
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待合所 デッキテラスにつながり、クジラのモニュメントが見えます。 |
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待合所 島の特産品を販売したりする場所になります。 |
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母島のロース石の原石 島のロース記念館 |
「ロース」とは建材の石の名で、江戸時代末期にこの島に移住したドイツ系移民のフレデリッキ・ロルフスラルフに由来。彼は母島の石が加工しやすく、かつ熱に強いことに気づき、島民にその利用方法を普及したといいます。 >ロース石 |
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ロース石 壁面に母島のシンボルであるロース石をつかいました。 |
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入港風景 |
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建物完成時に東京都が発行した都民向けの新聞記事です。 |
母島は父島より船で4時間かかります。遠いけれども楽園です。設計時の現地調査はとても楽しいものでした。 |
atelier YUMIRA | ユミラ建築設計室−WORK LIST |