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House Reform Apartment H.
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レコードライブラリーにリフォーム

耐震補強/リフォーム

□設計概要

所在地 東京都練馬区
建築面積
87.9m2 26.5坪
延床面積
153.4m2 46.4坪
構造 木造在来軸組工法
階数 2階

>工事記録/完成後

□ コンセプト
幾度も増築をおこなっている建物で、耐震上大きな問題がありました。(当初は平屋だったところに2階を増築し、また更に増築をしていた。)
クライアントのご希望は耐震補強をした上で、ここに大量にお持ちのロッククラシックレコードを展示収納できるスタジオライブラリーのような居間をつくるということでした。
まず現地で耐震診断を行い、構造計算をした上で必要な筋交いや壁の配置を検討しました。外観は変えず、使える部屋はそのままにして、地震に強い新たな空間をもつ建物として再生しました。



外観は既存のままに室内から耐震補強を行い、リフォームしました。


内部のみ解体して耐震補強をしました。




1階レコードライブラリー-居間スペース
部屋の3面の壁いっぱいにレコードジャケットを収納展示できます。
ブリティッシュロックやクラウトロック、NEW WAVEなどのレコード(貴重盤)がたくさん収納されています。

柱につけた古い振り子時計
EM氏が油を注して使用しています。部屋の雰囲気にとてもよくあいました。
時間を合わせるのが大変のようです。
1階レコードスタジオ-CD、ビデオ収納コーナー
右側壁面は音楽、美術,芝居関係の雑誌や本を収納しています。


棚はレコードやCDなどぴったり入るようmm単位で寸法調整できるようにしてあります。何度もレコード店を見学して参考にしました。







現況の梁を補強した際、柱も付け替えました。
柱表面にワイヤブラシをかけてわざと古く見えるよう細工しました。

レコード収納棚スケッチ

庭の見える壁面の建具などはそのまま使っています。



フローリングは無垢のミモザです
塗装を少し荒らして古材の雰囲気を出しています。価格は手頃ですが固くてよい材料です。気に入りました。


食事スペース



工事中に現れた小屋組
設計変更してこの小屋組を生かすことにしました。これがリフォームの面白いところです。いろいろな発見があります。
天井は母屋が現れるギリギリに張り、中に断熱材を入れ、天井内の結露は起きないように通気をしています。

2階寝室
既存の小屋組を残すことにより、天井の高い、開放感ある部屋に変身しました。



クロゼットは部屋に組込まれたように置いてあります。上部は展示のスペースになります。

2階寝室





1階廊下
廊下突き当り部に鏡を貼っただけで、床は既存のままです。思いきって深海をイメージするマリンブルーの原色(ターナー社製)で塗装しました。





2階絵画展時コーナー
1階廊下 右扉は現存扉に白い塗装をして再利用しています。



壁のわずかな部分も利用して小物置場をつくりました。


廊下は青、便所は赤

発色が世界で一番良いといわれているフランス・ターナー社の塗料を原色で使用しました。
1階洗面所
洗面器はイタリア製特大のものを置きました。

浴室は黒と白としました。

黒い色のタイルは5社くらいタイルメーカーのショールームを巡って探しました。
黒い色もいろいろあります。特に床は使用中滑らないようなテクスチャーのタイルを気をつけて選びました。
また既存の壁の精度が悪く、垂直にタイルを貼るのに苦労しました。

シャワー水栓は交換したばかりだったので既存の水栓を使用しています。




白と黒の浴室



合板の床
寝室の床に使ったラーチ合板
構造用の材料で安価ですが、木目が奇麗です。

フローリング風に幅を20cmに切ってランダムな貼り方にしました。
Before After


 atelier YUMIRA ユミラ建築設計室WORK LIST