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RC造と木造でつくる二世帯住宅 藤棚の家 |
緑化住宅
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□設計概要
>設計過程
旧家屋に育っていた立派な藤は残すことで配置を考えました。 □計画の考え方 庭にある藤棚の木を残したまま二世帯住宅に建替え出来ないか、というのが建て主の最初の要望でした。 立派に成長していた藤の木はそのままの位置を動かさず、藤棚はつくりかえることにしてこの藤棚を境にして二世帯が住み分けることにしました。親世帯はRC造で庭のある地階と1階に、子世帯は木造で空の見える2階と屋根裏に配置しました。1階までをコンクリート造としたため世帯間の音の問題は解消できました。またコンクリートの上部は上の世帯の人工の大地になっています。藤の緑が世帯間のソフトな分離帯となりました。 地階のスペースと屋根裏スペースは床面積の建築基準法上のボーナスでつくり、最大限の床面積を確保しました。 |
外観 隣家のある東西面は開口を制限し、南に面した部分は大きな開口をもうけて日の光が十分に家の中に入るようにしました。。つくり変えた庭の藤棚を挿んで二世帯が住み分ける配置としました。 半透明の板塀 半透明のポリカ板を縦格子状に並べ隙間から庭の植物が顔を出すようにした。 夏は朝顔で一杯になると通学の子供たちも喜びます。 |
RC造(親世帯) + 木造(子世帯) |
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模型写真 地階,1階 ーコンクリート造 2階、屋根裏 ー木造 |
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入口を分ける藤棚 保存した藤の木の藤棚をはさんで二世帯の入口が分かれる。 |
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FRP製の玄関扉からも光を取入れます。 |
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親世帯の居間より藤棚を見る 階段は子世帯の入口となる。互いに独立しながらも、親世帯と子世帯が共に同じ場所に住む共同意識を大切にしました。 手前床のガラスブロックとグレーチングから地下の庭へ光を落とす。 |
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FRP製の玄関扉内観 |
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居間(親世帯) 居間と食事室が連続した広い空間につくりました。中央の床にFRP製パネルを置き、地階に光が落ちるようにしました。壁はホタテ貝入りのエコドマス左官仕上。 |
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ポリカ波板の塀 隣地との境の塀です。 視線を遮りながら光を取入れます。 現場で色の配置を検討しました。 |
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キッチン 壁のタイル張りは建て主の方が検討した模様です。 |
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洗面室 裏庭の半透明の波板塀は開放感があります。 |
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ステンレスのシンプルなキッチン 建て主の方とずいぶん検討しました。 いろいろなメーカーの製品を組み合せています。 |
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厚さ5cmの一枚板のパネルです。 |
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FRP製の床パネル 1階から地下ホールへ光を落とします。 |
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FRP製床パネル 地階に光を落とします。。 |
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地階ホール 作業スペースになる広さです。 |
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パイン板のフローリング 無垢材の暖かい質感が有ります。 |
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室 内装に木のムク材をつかう。木材はソリがでたり、節があったりしますが、湿気をコントロールするので体に優しい理想的材料です。 |
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地階の個室からホールを見る 個室は必ずドライエリアに面するように計画しました。 風通しが良く快適です。 コンクリート打放しの壁は、躯体防水を施しています。 |
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屋根裏部屋の開口は木のメクラ扉です。 |
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リビング(子世帯) 天井の高い吹抜け空間です。将来この部分に増築して床がつくれるよう梁はあらかじめその荷重を見込んだ強度のものをつかいました。 |
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階段通路 屋根裏部屋へいたる開放感のある通路です。 |
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屋根裏部屋の窓 居間に向かって開口をもうけました。 |
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屋根裏部屋 十分に天井の高い部屋が確保できました。 |
atelier YUMIRA | ユミラ建築設計室−WORK LIST |