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House Reform Apartment H.
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細長敷地の二世帯住宅　　　前庭ー中庭ー裏庭

緑化住宅/難敷地

□設計概要

所在地 東京都世田谷区上馬
地区地域 第2種中高層住居専用地域
第１種高度地区
準防火地域
建ぺい率 60％
容積率 200％
日影規制 有り
敷地面積
137.8m２ 441.7坪
建築面積
75.9m２
延床面積
139.1m２ 42.1坪
容積対象 139.1m２
構造 木造
外断熱、通気工法
階数 ２階建て
+屋根裏部屋
家族構成 母+（夫婦+子供2人）

外部仕上
屋根 ガルバリウム鋼板葺
外壁 アスロックパネル
建具 アルミ製建具
内部仕上
床 フローリング
ラーチ合板フローリング
壁 ラーチ合板+シナ合板
天井 ラーチ合板
欧州赤松集成梁あらわし

□ 建て主の要望
・ 木をたくさん使った健康的な住まいをつくりたい。
・ 緑で潤いを感じる住まい。
・ 子供の屋根裏部屋をつくりたい。
・ 二世帯を完全に分離できる住まいにしたい。


□計画の考え方
細長敷地(6mx22m)であることを生かして3つの庭をつくりました。前庭、中庭、裏庭(緑道側)を配置し、この庭に向かって大きな開口を設け、光と風が通り抜け、緑を感じる開放的な二世帯住宅となるようにしました。
迫っている隣家との間にはワイヤーをはったフレームを設置し、つる性植物を植え、緑の生け垣が隣家の視線だけを遮ってもらうことを考えました。
二世帯が完全に分離できるよう各々専用の玄関を設けていますが、2階に住むことになったお母様のことを考えて、将来エレベーターを設置できるスペースを確保しています。		 細長敷地の二世帯住宅


外観
迫っている隣家との間は緑化できるようワイヤーをとりつけました。
庭には夏ミカンの木を植えました。
室内模型
木組みの暖かさを生かした住宅をめざしました。
細長敷地の二世帯住宅
前庭の木材の塀


2階玄関バルコニーより庭を見る。
前庭
庭には縁側をもうけ、室内から直接前庭につながります。
フレームの上に透明の庇をつけ光を取入れます。
細長敷地の二世帯住宅　緑化ワイヤー
室内より前庭を直接つながります。
前庭
沢山の植物が植えられる明るい庭です。
細長敷地の二世帯住宅　居間
居間に面したオープンキッチン。

子供の発表掲示板
居間（子世帯）
前庭と中庭にはさまれたスペースです。
中庭 緑化ワイヤー
中庭の緑化ワイヤー
時間をかけて緑の垣根にします。
ジャスミン、クレマチスを植えました。


中庭の緑化ワイヤー(夜景）
中庭を見る
中庭を挿んで奥がご主人の書斎です。
細長敷地の二世帯住宅　デッキ
中庭にかかる連絡通(夜）





床のラーチ合板フローリング
中庭にかかる連絡通路
2階の子供室と母のスペースをつなぐデッキ通路です。
細長敷地の二世帯住宅　居間
欄間を再利用する。
旧家屋に有った立派な欄間を再度利用しました。




書斎の壁いっぱいの本棚
母の居間食事室
沢山の人が集まれる大きな空間です。

　atelier YUMIRA ユミラ建築設計室−WORK LIST